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乳腺外来について |
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日本では乳癌が年々増加し、女性の癌の第1位になっています。毎年約4万人の人が乳癌にかかるといわれています。乳癌になりやすい年齢をみると、30歳代後半から増加し、40歳代後半にピークがあり、その後もかかりやすさはそれほど減りません。しかし、乳癌は早期に発見すれば治療の方法がいろいろあり、治る可能性の高い病気でもあります。そのため乳癌検診で早期発見することがとても大切になります。乳癌検診には、視触診、マンモグラフィ、エコーの検査があります。
マンモグラフィとは乳房のレントゲン検査のことです。40歳以上の女性に対してマンモグラフィ検診を行うことにより、乳癌による死亡の危険性を減らすことが証明されています。マンモグラフィはしこりとして触る前の早期乳癌を発見できる可能性があり、欧米では乳癌による死亡者数を20〜30%減少させたと報告されています。検診はもちろんのこと、当院乳腺外来ではマンモグラフィ読影認定医がその場でフィルムを診断し、当日に結果を説明しています。
上記の検査で良性か悪性かの区別がつかない病変や、癌を疑った場合には細い針を刺して細胞を採取する細胞診検査と、針で組織を採取する組織検査を行い、顕微鏡で癌がないか調べます。当院では上記の検査はエコーを併用して、外来で行っています。
乳癌の治療には手術、ホルモン剤や抗癌剤などの薬物治療、放射線治療などがあります。専門家が世界中の研究の成果を集めて、有効性と安全性を確認し、現時点で最善の治療として合意したものが「標準治療」です。標準治療は「現時点で、患者さんに最も利益が高い、最善の治療」という事です。標準治療は1つだけとは限らず、いくつかの治療が示される場合もあります。当院では主に日本乳癌学会の定める乳癌診療ガイドライン及び、2年一度スイスで開かれるSt.Gallenコンセンサスカンファレンスの結果等をもとに、個々の患者さんに最適と思われる標準治療の提案を行っています。
ここまでいろいろと乳癌のことについてお話しましたが、乳癌は早期に発見する事がとても大切であり、そのための検診はとても重要なことです。少しでも検診を受けやすくするため、当院乳腺外科では水曜日は男性医師、女性医師の選択をして頂けるようになっています。医師のご希望のある方は、受付時にお申し出下さい。その他、乳房のことについて心配な事があれば、お気軽に御相談ください。
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