コキアの種を蒔きました

コキア

現在では、この名前が一般的になり、あちこちで見掛けますが、かつてはホウキギという名前で呼ばれ、刈り取って乾燥させて草箒の材料としていたそうです。最近ほとんど存在感のない、西部劇の酒場の前の街道を風に吹かれて回りながら転がっていく草 あれです。

コキアで有名なのは、茨城県ひたち海浜公園や山梨県富士河口湖町大石公園

ひたち海浜公園 みはらしの丘

富士山を望む河口湖畔大石公園

秋にサンゴのような真っ赤な色や赤・黄色・茶色などグラデーションをまとって、見るものを楽しませてくれます。

包括では、有名どころのように面的な植栽はできるわけもありませんが、雰囲気、気分だけは……と職員が種を蒔いてくれました。下の写真にあるとおり、2袋100円の種なので、さて、どれくらい芽が出て育ってくれるでしょう?

そして、育ったにしても夏の暑さをどうこなしていくか、始めたのはいいのですが、やや不安であります。

秋に包括の前を通ることがあったら、どうぞ気にしてやってください。

その前にヒマワリやコスモスが咲いてくれている予定です。

どうぞ、お楽しみに。

 

あ、忘れていました。

秋田県では、コキアの実を茹でてクエン酸に浸したものを「畑のキャビア とんぶり」と呼んで郷土料理になっているそうです。厚木の友好都市である横手市に行かれた方からいただいた記憶があります。