患者さま一人ひとりをサポートいたします

専門のスタッフが情報を共有しながら、患者さまをサポートいたします。


当院の特徴

豊富な経験と実績

当院は1987年から透析医療を始め、透析の導入から維持まで、丁寧な説明を心がけています。また、透析専門医、透析技術認定士の資格をもったスタッフが在籍しており、患者さまに安心して透析を受けていただける体制を整えています。
2022年度 月平均患者数 140名 (外来130名 入院10.0名)

手術・入院・治療を一貫して行います

入院中の患者さま教育や指導を行い、合併症の予防・治療、シャント作成など、安心して治療を受けていただける体制を整えています。また具合の悪いときは、救急外来にて病院の医師が即時に対応し、各種疾患にあった専門医による診察を行います。

専門医との連携による治療

透析専門医と他科の専門医と連携し、シャント造設・管理、その他の症状についても治療を行っています。透析以外の症状についても、隣接するとうめい厚木クリニックで受診をすることが可能です。

連携

腎臓リハビリテーション

腎臓リハビリテーションは「腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させ、症状を調整し、生命予後を改善することを目的に運動療法・食事療法と水分管理・薬物療法を長期的にサポートするプログラム」と定義されています。
当センターでは、当院のリハビリテーション科が作成したオリジナルビデオを用いて、患者さんの筋力トレーニングに取り組んでいます。

腎臓リハビリテーション

スタッフ教育

透析センターに配属された看護師・臨床工学技士の教育は、ラダーを活用したプログラムに沿って進めています。技術教育は、看護師・臨床工学技士それぞれのテクニカルコーチがマニュアルを用いて指導しており、職種間で連携してスタッフ教育を行っています。

スタッフ教育

患者さまサポート

専任ソーシャルワーカーによる患者さまサポート

各種手続きや通院に関する調整のお手伝いをいたします。また、自宅での血液透析を行っている患者さまもいらっしゃいますので、患者さまのライフスタイルに合った透析の方法をご相談させていただきます。主な相談内容は心身障者医療制度や特定疾療養受療証の発行などの手続きや高齢や合併症などにより通院ができなくなった場合の調整などです。

管理栄養士による栄養指導

食事の面でお聞きになりたいことがありましたら、透析センターの管理栄養士から栄養指導を受けることもできます。

緊急時の対応は24時間365日

具合の悪いときは、救急外来にて受診が可能です。病院の医師が即時に対応し、各種疾患にあった専門医による診察を行います。

夜間透析の実施

透析導入後も仕事を継続される方のために、夜間透析を行っております。(月水金の22:00まで)


設備・サービス

お食事のサービス

現在は新型コロナウイルス感染症予防対策のため、食事の提供は中止しています。

専用駐車場のご利用

専用駐車場
透析センターの患者さまは、専用駐車場をご利用いただけます。
また、東名厚木病院・とうめい厚木クリニックの有料駐車場もご利用いただけます。

アクセスはこちら

透析患者さま専用無料送迎バス

ご希望の患者さまには、透析患者さま専用の送迎バスで自宅の前までうかがいます。
また車椅子用の送迎バスもご用意しています。*一部送迎できない地域あり

安全性と質の維持向上

透析情報管理システム
透析情報管理システムDiaCom iSを利用することにより、ヒューマンエラーを減らし、安全に透析が行えるように努めております。

当院の設備について


管理サポート

検査による合併症予防

血液検査・レントゲン・エコー・心電図・ABI(動脈硬化の程度を知る検査)を定期的に行い、合併症の有無や透析状態の把握に努めています。また、閉塞性動脈硬化症や足病変・糖尿病の患者さまの潰瘍形成の予防・早期診断にも努めています。

シャント手術・管理

シャント手術・管理
シャント造設、シャントトラブルは当院にて実施しています。病状により日帰りシャントPTAを実施しています。また、よりよいシャント管理のため、透析後は止血までスタッフが対応し、終了時にシャント音を確認してから帰宅していただいています。

シャント管理について

増加している足病変にも対応

高齢化や糖尿病透析患者の増加、長期透析患者の増加により、透析患者における下肢病変は以前にも増して問題となっていきています。当センターでは、「いつまでも自分の足で歩こう」を合言葉に、患者さま全員に足のチェックを定期的に行い、足病変の早期発見・早期治療に努めています。

認知症予防

患者さんやご家族が安心して安全に通院できるよう、当センターには認知症ケア専門士がおり、「その人らしさを尊重する」ことをケアの基本にしています。日々の関わりの中で、認知症状の早期発見・対応を心がけ、症状に沿った環境下で安全に維持透析ができるよう、多職種で連携し、内服薬の管理や生活のサポートに努めています。

いつまでも元気に通院ができるように

長期にわたり透析治療を受け、いつまでも元気に通うためには、通いやすさや通院時間は重要なポイントです。また、当センターに通っている患者さまには、フットケアはもちろん、栄養士・摂食嚥下理学療法士との連携を図り、栄養管理に努めています。また、Inbodyを使って体の状態を数値で表し、足りない部分はセルフケアの指導を行うなど、総合的な体調管理も行っています。


災害対策

災害に備えた取り組み

透析治療を行うには、水道や電気などのライフラインが必要なため、地震などの災害時には大きな影響を受けます。そこで当センターでは、災害チームを中心にスタッフ及び患者さまへの啓蒙活動・ライフライン・医療材料の確保をはじめ、厚木市内外周辺施設との連携および情報共有確立のための取り組みを行っています。また、定期的に患者会合同勉強会を行い災害時の行動シュミレーション訓練を行っています。

感染予防・災害時の対応

インフルエンザ、肺炎球菌の予防接種については、希望の患者さまを対象に接種を行っています。また、感染防止に関しては東名厚木病院感染対策委員会の指導のもと、標準予防策を実施しています。災害時の連絡方法については、災害伝言ダイヤルやメールによる連絡などご案内しています。