今年度より診療報酬が大幅に改訂され、「感染管理」分野では新型コロナウイルス感染症での対応を踏まえて、有事の際に地域の医療機関・医師会・保健所と連携していくことがさらに重要となりました。
当院と連携頂いている施設も昨年度より増え現在6施設となり、取り組みの一環として定期的に合同カンファレンスや感染症に備えた訓練等を行っております。
既に今年度2回の合同カンファレンスがオンライン形式にて開催を終え、各施設での新型コロナウイルスの発生状況の共有や、感染対策の取り組み等を発表し意見交換を行ってまいりました。

今回、12月15日(木)に換気や参加者の体調管理の確認、スタッフの人数制限等の感染対策を十分に行った中で第3回目感染対策合同カンファレンスを開催致しました。
「新興感染症発生等想定訓練」をテーマに、疑似患者を設定し来院患者のトリアージ方法や収容部屋の確保、相談窓口の案内等、各施設で実際に新たな感染症が発生した際の対応策を考える時間を設けました。
また、実際に平面図を用いた患者送迎ルートの確認や待機場所の確認、個人防護具の着脱訓練を行いました。

厚木保健福祉事務所の方へもご参加頂き、貴重な助言を頂く中、新型コロナウイルスにて蓄積された各施設ごとのノウハウの共有を行う良い機会となりました。

今後も、合同カンファレンスや訓練内容を当院と共に連携した施設の皆さまと情報を密に共有し感染対策の強化に努めて参ります。