東名厚木病院

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糖尿病チーム

運動療法 第1回(3回シリーズ)

2019年4月30日

2018年11月17日に行われた糖尿病教室におきまして、みなさまから「もっと運動の内容を知りたい!教えてほしい!」というご意見を多数頂きました。そこで糖尿病運動療法について、特に、有酸素運動とともに行うとより効果的なレジスタンス運動(筋力トレーニング)についてご紹介したいと思います。

今回は第一弾として「糖尿病の運動療法とは」「準備運動~ストレッチ~」についてご説明いたします。

 

1. 糖尿病の運動療法とは

まず、全身状態・合併症によって運動をしてはいけない人や運動に先立ってお薬の調整が必要な場合があります。運動を始めるときは必ず主治医に相談してから開始するようにお願いいたします。

 

【運動療法の効果】

  • ・運動はエネルギーとしてブドウ糖が消費されるので、血糖値を下げる効果があります。
  • ・インスリンの作用を効きやすくする(インスリン抵抗性の改善)効果があります。
  • ・過体重の方にとっては減量に役立ちます。
  • ・加齢や運動不足による筋萎縮や骨粗しょう症の予防に役立ちます。

 

【運動と時間】

  • ・原則として実施可能な時間帯に行えますが、食後血糖を下げるためには、食後の1~2時間後に行うと効果的です。 (インスリンやインスリン分泌促進薬が処方されている方は空腹時・食前の運動は低血糖の危険があり勧められません。)
  • ・有酸素運動の場合、1回20~60分、週3~5回以上(合計150分以上)行うことが推奨されています。

 

【運動の内容】

  • ・有酸素運動:ウォーキングや水泳など、酸素をしっかり取り入れて行う運動。
  • ・レジスタンス運動:筋力トレーニングのこと。
  • ※有酸素運動・レジスタンス運動を合わせて行うことが効果的です。

 

2. 準備運動 ~ストレッチ~

突然、運動をたくさん始めると身体を痛めてしまうことがあります。準備運動として次のようなストレッチを行い、あらかじめ筋肉を伸ばしておいてから運動をはじめていきましょう。

 

【ストレッチのポイント】

  • ・勢いをつけないで行います。
  • ・息を止めないで行います。
  • ・どの運動も10秒程度行うようにしていきましょう。
  • ・筋肉が伸びているか意識してみましょう

 

○両手を上げる

肩が痛い方は痛くない範囲で行ってください。

 

 

 

 

 

 

 

○体幹回旋

腕は下がらないように気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

○体幹側屈

わき腹が伸びているのを意識してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

○ふとももの裏のストレッチ

 

 

 

 

 

 

 

 

○アキレス腱伸ばし

勢いをつけずにゆっくりと伸ばします。

 

 

 

 

 

 

 

  • 今回はストレッチの方法についてご紹介しました。
  • 次回第二弾では、座って行える運動についてご紹介していきたいと思います。

(東名厚木病院 リハビリテーション科 DMチーム一同)

 

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