11月13日（火）、三思会記念ホールにおきまして平成30年度第2回 保険診療に関する研修会を開催し、アステラス製薬株式会社 連携医療企画グループ 課長の大森 直樹 氏により「2025年問題を見据えた医療環境変化」というテーマで講演をいただきました。

「2025年問題」とは、いわゆる「団塊の世代」と呼ばれる層が2025年頃までに後期高齢者（75歳以上）を迎える事により、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されている問題です。今回は、着実に迫りつつあるこの問題にスポットを当て、社会情勢の変化や行政の施策、そして今考えられている今後の医療のあり方などについて、豊富なデータを用いて分かりやすく講義いただきました。

本研修は、診療報酬請求に携わる職員のみならず、医師や看護師などすべての職種も対象とし、計218名と多くの出席がありました。さまざまな職種がそれぞれに関わる保険診療に関する知識や今後の展望を理解し、今後の業務の糧にすることができたと思います。これからも職員一丸となって、地域医療に貢献していく所存です。