2月27日（水）、三思会記念ホールにおきまして、平成30年度第2回院内感染対策研修会を開催しました。

今回の研修テーマは『明日から活用できる臨床現場での抗菌薬の使い方』ということで、横浜総合病院 薬剤科科長の佐村 優 先生より、感染症診療の流れや抗菌薬を使う上での注意点などについてご講演いただきました。計268名と大変多くの職員の参加がありました。

抗菌薬とは、細菌性感染症の治療に用いられる、最近の発生や増殖を抑制する効能のある薬品をいいます。細菌には多くの種類があり、効果的な治療のためにはそれぞれに適した抗菌薬を選択する必要があります。そのためには、抗菌薬の性質を理解するとともに、患者様の症状や検査結果から感染症の原因となっている菌を究明することが大切です。

今回の研修を通じて、抗菌薬の使用方針や主な薬品の特徴を多くの職員が理解することができたことと思います。今後も継続的に研修会の開催などを行い、院内感染の予防と対策に努めていく所存です。