とうめい厚木クリニック

〒243-0034 神奈川県厚木市船子237

とうめい厚木クリニックは外来専門施設です

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診療科

睡眠時無呼吸外来

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome: SAS)

SASは眠っている時に呼吸が止まり、それが原因となり日中の眠気、集中力低下、居眠り運転による交通事故など様々な障害を引きおこす病気です。
更に、大きないびき、寝付き、寝相が悪い、何度もトイレ起きる、慢性的頭痛、倦怠感がみられます。
当院では、このような症状がある睡眠時無呼吸症候群の疑いのある患者さんを対象とした睡眠時無呼吸外来をおこなっております。診察をご希望の方は電話もしくは総合案内の窓口でお問い合わせください。
お電話でのお問い合わせ:046-229-3377
睡眠時無呼吸症候群の検査 [pdf]

どういう病気でしょうか

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に息が止まり、無呼吸を繰り返すことで、低酸素血症になり、心臓をはじめ様々な臓器に合併症を併発する病気です。睡眠中に長い時間低酸素状態になりますので、心臓に負担がかかり高血圧症や心筋梗塞を併発しやすくなります。
加齢とともに増加し、肥満気味の中年男性に多いですが、日本人ではやせ型の顎が小さい方にも多く見られます。

メカニズム

鼻や口から気道につながる通り道(上気道)が狭くなることが原因です。舌の奥の部分や口蓋垂など軟口蓋部に脂肪が沈着したり、扁桃が大きかったり、肥厚性鼻炎や鼻中隔湾曲症などで鼻の通り道が狭いと起きやすくなります。また日本人に多いですが、あごが小さいために舌の奥の部分(舌根部)が口腔内に垂れ込みやすくなり、息の通り道を防ぐことも大きな原因となります。閉塞する場所は主に3か所あります。1つはいわゆるのどちんこと呼ばれる口蓋垂が肥満などで太く長くなるか、あるいはその周辺の軟部組織(軟口蓋)が脂肪組織で肥厚し咽頭の後壁に垂れ込む場合、2つ目は睡眠中に筋肉の緊張が緩み、舌の奥の部分(舌根部)が咽頭の後壁に垂れ込む場合、3つ目は気管の入り口で声帯にふたをする役割の喉頭蓋という部分が塞がってくる場合です。鼻腔の通りが悪くて口呼吸が主体となると、上気道における気流の角度が急峻となり、いびきが生じ、さらに顎が小さいと口腔が狭くなり舌根部が閉じ込められた状態になります。睡眠で筋肉の緊張が低下すると、舌根部と咽頭の後ろの壁の間が容易に閉塞することになります。

睡眠時無呼吸症候群のメカニズム
日本呼吸器学会ホームページから

症状

いびき、眠りが浅くなり起床時の倦怠感、頭痛、夜間の頻尿、夜間の動悸、日中の眠気などが主要な症状です。日中は単純作業や運転中、暗い部屋での視聴などで居眠りをしやすくなり、作業効率が落ちると同時に居眠り運転事故の原因にもなります。

診断

日中の眠気の程度をチェックする問診リストや口腔内診察で、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、まずご自宅で携帯型装置により睡眠中の呼吸状態を評価する検査を行います。
その後、当クリニックのバックアップ施設である東名厚木病院の個室で睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行い、1時間あたりの無呼吸や低呼吸の状態から診断します。PSGでは、脳波から睡眠の深さやレベルがわかり、睡眠の質なども検査します。これらの検査で、正式に睡眠時無呼吸症候群の重症度などを判定し、そのレベルに応じた治療を提案いたします。

治療

軽症例では減量、横向きの睡眠、口呼吸予防のための口テープの使用などで、症状が改善されることがあります。肥厚性鼻炎や鼻中隔湾曲で、鼻腔が狭く鼻腔抵抗が高い場合、あるいは扁桃肥大が著名な場合は、耳鼻科的治療が有効なこともあります。上気道閉塞の原因になっている口蓋垂とその周囲を切除形成する手術も若い女性には有効ですが、中年以降の男性ではあまり効果は望めません。無呼吸回数が多く、症状が強い中等症以上では、持続陽圧呼吸療法(CPAP)が標準治療になっています。CPAPは鼻マスクを介して吸ったときに器械から持続的に空気を送ることで、狭くなっている気道を広げる治療法です。そのほか、顎が小さく舌根沈下が起きやすい患者さんで、軽症例では下顎を前方に移動させるマウスピース治療が行われます。

CPAP装置

鼻マスクをヘッドギアで固定し(とても軽くて違和感はありません)、小型の器械で空気を呼吸ごとに気道に送る装置です。
(帝人株式会社提供)

CPAP装置

最後に

睡眠時無呼吸症候群は心血管疾患、生活習慣病を併発、増悪させるため、治療が必要な病気です。ひどくなると一日中眠気に襲われ、生活の質が著しく低下します。まずは、当クリニックの睡眠時無呼吸外来に気軽にご相談ください。

医師紹介

常勤医師

中 佳一(なか よしかず) 法人会長

中 佳一
大学
1969年 東京大学医学部卒
資格
  • 日本病院会理事
  • 全国老人保健施設協会代議員
  • 日本臨床内科医会名誉会長
  • 神奈川県内科医学会名誉会長
  • 神奈川県老健協会顧問
  • 呼吸器障害身障指定医
専門
  • 呼吸器疾患
  • 地域医療

河野 昌史(こうの まさし) とうめい厚木クリニック院長

河野 昌史
大学
1985年 大分医科大学(現大分大学)卒
資格
  • 医学博士
  • 日本病院総合診療医学会認定病院総合診療医
  • 厚生労働省麻酔科標榜医
  • 日本麻酔科学会指導医
  • 日本専門医機構  麻酔科専門医
  • 日本睡眠学会所属
  • 日本ペインクリニック学会専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本麻酔科学会代議員
  • 神奈川麻酔科医会 会長
  • 帝京大学医学部麻酔科非常勤講師
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