とうめい厚木クリニック

〒243-0034 神奈川県厚木市船子237

一般外来・お問合せ
FAX:046-229-1935

診療科

乳腺外科

診療内容

おもに乳腺の腫瘍に対して、検査・治療を行っています。東名厚木病院では主に手術・放射線治療・化学療法を、とうめい厚木クリニックでは一般外来診療・マンモグラフィ・エコーなどの検査を行っています。乳腺に心配な症状のある方、他院や検診施設で精密検査が必要と言われた方は安心して当科を受診していただければ幸いです。

医療記事

【タウンニュース 厚木版】 東名厚木病院のがん治療と乳腺外科について
【厚木市保健センター 保存版9/15号】がん特集 乳腺外科 日野副院長のインタビュー

乳腺腫瘍の診断

マンモグラフィ

乳腺の検査の基本になります。乳房を圧迫しレントゲン撮影するため、撮影時に多少の痛みを伴います。当院では2019年にトモシンセシス撮影(3Dマンモグラフィ)を行える機種を導入し、さらに正確な診断ができるようになっております。検査は女性の検査技師が行います。

マンモグラフィ


エコー(超音波)検査

乳房にゼリーを塗り、プローベをあてて検査します。痛みは伴いません。腫瘍の性状や大きさを精査することに適しています。マンモグラフィと同様にエコーは女性の検査技師が行います。

エコー


病理検査

乳がんが疑われる患者さんには針生検を行い、顕微鏡での診断を行います。場合によっては吸引式針生検(マンモトーム生検)や穿刺吸引細胞診も行うこともあります。


乳がんの治療について

乳がんは女性のがんでは最も多く、他のがんと比較して若い年齢層の患者さんが多いのが特徴です。乳がんの治療は非常に複雑であり、手術のみで終わることはほとんどありません。放射線治療、薬物療法(化学療法、分子標的治療薬、ホルモン療法)の組み合わせによる集学的治療を行います。東名厚木病院は神奈川県がん診療連携指定病院の認定を受け、多くの乳がんの患者さんに治療を提供しています。不明な点があれば担当医にご相談ください。

東名厚木病院のがん治療について


手術

腫瘍の大きさや広がり、患者さんの希望も考慮して術式を決定します。腫瘍が小さめの患者様には乳房温存手術(乳房部分切除)をおすすめしています。リンパ節転移がある患者様には腋窩リンパ節郭清を必要としますが、臨床的にリンパ節転移がないと思われる患者さんにはセンチネルリンパ節生検を行い、なるべく体の負担にならないような手術をおこなっています。入院期間は7~10日程度です。乳房再建手術は形成外科と協力して行います。

手術


放射線治療

温存手術(乳房部分切除)を行った場合は手術後の放射線治療が必須となります。放射線治療は手術後、約1か月経過した頃から、ほぼ毎日(土日を除く)4~6週間かけて行います。全切除した場合でも、リンパ節転移を多く認められる場合も照射を行っています。東名厚木病院は2017年に最新型の放射線治療装置を導入しており、専門の放射線治療医が診療にあたります。


薬物療法

乳がんはタイプや進行度に応じて、化学療法(抗がん剤)や分子標的薬、ホルモン療法を行います。化学療法は専門の看護師・薬剤師などのスタッフを有する外来化学療法センターで行います。化学療法には副作用を伴いますが、現在では化学療法に伴う多くの副作用をいろいろな薬を併用することで抑えることができます。仕事をしながらの化学療法も不可能ではありません。近年は手術の前に化学療法を行う場合も多くなってきました。術前・術後の化学療法の場合は約3~6か月間、3週毎に点滴で行います。


むくみ・リンパ浮腫ケア外来

乳がんの手術を行ってからしばらくすると、腕のむくみなどの後遺症がでることがあります。
東名厚木病院ではリンパ浮腫のケア外来を設けておりますので、ご希望の場合は担当医にご相談ください。

再発乳がんに対する治療

他臓器への転移・再発を来した患者さんの治療も積極的に行っております。近年は新しい治療薬が毎年のように承認されており、効果が認められてきております。またがんによる疼痛・苦痛を取り除くための緩和治療を必要とする患者さんは、東名厚木病院緩和ケア病棟に入院することも可能です。

緩和医療

東名厚木病院 診療実績

検査

2018年 2019年
マンモグラフィ 978 1291
エコー(超音波)検査 1,514 1,537
針生検など
(マンモトーム生検、穿刺細胞診含む)
148 172

治療

2018年 2019年
乳がん手術 26 62
良性腫瘍摘出術 6 5
甲状腺がん手術 2
化学療法をおこなうためのポート造設 4 2
化学療法投与(経静脈) 277 441

医師紹介

常勤医師

日野 浩司(ひの こうじ)法人本部長

日野 浩司
大学
1987年 富山医科薬科大学(現富山大学)卒
資格
  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 日本乳癌学会乳腺認定医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • オンコプラスティックサージェリー学会乳房再建実施医師
  • マンモグラフィ読影医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本総合診療学会総合診療医
専門
乳腺外科、化学療法、緩和ケア、一般消化器外科、総合診療、臨床研修指導
一言
乳腺の悩みよろず相談屋。皆様の様々な思いに対応できればと考えております。

鎌田 順道(かまた ありみち)診療科長

大学
2009年 山梨大学医学部卒
資格
  • 日本外科学会専門医
  • 日本乳癌学会乳腺認定医
  • 日本消化器外科学会専門医
  • オンコプラスティックサージェリー学会乳房再建実施医師
  • 遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)教育セミナー終了医
  • マンモグラフィ読影医
  • 乳がん検診超音波検査実施・判定医
  • 日本がん治療認定医
  • 消化器がん外科治療認定医
専門
乳腺外科、一般消化器外科、化学療法、一般内科外来
一言
乳がんの治療はとても複雑ですが、わかりやすい説明をいたします。
患者さんそれぞれに最適な治療を提供します。
非常勤医師
  • 黒田 貴子
  • 森岡 徹

東名厚木病院 臨床研究等

2019年

日野 浩司、神山公希, 森山亮仁, 福田卓真, 山下巌
エリブリンの長期投与に関して
第26回日本乳癌学会学術総会;新宿区:2019.7.11
鎌田順道
乳癌治療の変遷と当院での乳癌治療について
第6回厚木臨床外科医会;厚木市:2019.11.28
鎌田 順道、宮前拓、萩原英之
針生検で浸潤性小葉癌が疑われた乳腺筋線維芽細胞腫の1例
日本臨床外科学会雑誌 80巻6号 Page1067-1072:2019.06

2018年

日野 浩司,魚谷 英之,高坂 佳宏,神山 公希,山口 哲司,加藤 奈月,山下 巌
エリブリンおよび放射線治療にて長期生存した進行乳癌症例
第26回日本乳癌学会学術総会;京都市:2018.5.17
日野 浩司,吉田 明,福田 護
平成28年度神奈川県域マンモグラフィ検診の報告
第28回日本乳癌検診学会学術総会;大阪市:2018.11.23
牛山浅美、小島淳夫、山下巌、中正剛、日野浩司、野村直樹
四肢リンパ浮腫における圧迫療法の実施状況と蜂窩織炎の発生状況に関する検討
日本下肢救済・足病学会誌10巻1号 Page66-73:2018.06
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