内視鏡センター

安全・安心・満足できる検査が受けられます
内視鏡センター紹介
この度、病院とクリニックの2ヶ所に分かれていた内視鏡室をセンター化(内視鏡検査室・専用処置室・リカバリー室・受付を1ヶ所に集約)することで、より柔軟性のある対応で患者様を受け入れる環境を整える事ができました。今迄は検査予約に何日もお待たせし、検査当日も待ち時間が長くなるなど患者様に多大なるご迷惑をお掛けしていました。それらの問題を解消しゆとりのある空間で検査や治療を受けて頂けるようになったと自負しております。患者様の希望日に検査が受けられ、緊急時でもこれまでと同様に24時間体制で迅速に対応できるようになっています。
鎮静剤の使用や経鼻内視鏡により少しでも苦痛を軽減し安全な内視鏡検査・治療を提供いたします。今後も患者様のお役に立てるような内視鏡センターを目標にスタッフ一同取り組んでまいります。
内視鏡センター長 中野 敦史
受診方法
かかりつけ医からのご紹介がない場合
- とうめい厚木クリニックへ電話連絡を行い、受診の予約をしていただきます。
- クリニックの受診時に患者さんのご希望日時へ検査のご予約をお取りします。なお、緊急性が高い場合は当日の予約も可能です。
- 当日は内視鏡センターで受付し、検査をお受けいただきます。
※市検診の対応も可能です。
市検診の場合も上記と同様の予約方法となります。当日は、内視鏡センターで受付し検査となります。
かかりつけ医からのご紹介の場合
- かかりつけの医療機関より、当院の地域連携室に連絡し、検査の予約をお取りします。緊急時も迅速に対応いたします。
- 当日は直接内視鏡センターで受付します。クリニックの受診は必要ありません。
- 医師より検査説明がございます。同意書にサインをいただいた後、検査をお受けいただきます。
- 当院では検査の実施のみを行います。医師から検査後の説明はございますが、詳細はかかりつけの医療機関から行われます。
特色
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待ち合い(受付)
受付スタッフが優しく丁寧に案内をさせて頂きます。
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ゆったりとした処置室
検査に必要な処置がプライバシーを守りながら進めることができます。
胃カメラは、のどの麻酔をしていきます。 -
リカバリースペースの設置
鎮静剤使用後は、専用スペースで回復するまで過ごすことができます。
目安としては検査後1時間となります。 -
女性医師による検査が可能
女性医師が在籍しているため希望で検査が受けられます。
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資格を有するスタッフが対応
複数の消化器内視鏡技師が検査のサポートをしております。
-
24時間緊急検査が可能
緊急時は迅速に対応させて頂きます。
医師紹介
中野 敦史(なかの あつし)診療科長

- 大学
- 1986年 東海大学医学部卒
- 資格
-
- 日本内科学会認定内科医
- 日本消化器病学会専門医・指導医
- 日本内視鏡学会専門医・指導医
- 日本肝臓学会専門医・指導医
- 肝臓機能障害身障指定医
- 日本ヘリコバクター学会(ピロリ菌)感染症認定医
- 一言
- 肝疾患や胆膵および内視鏡検査などを中心に行い、皆さんが安心して検査や治療を受けられるようにしたいと考えております。
玉置 道生(たまき みちお)診療医長

- 大学
- 2001年 大学医学部卒
- 資格
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- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
- 一言
- お体の事、お気軽にご相談下さい。
米山 未樹(よねやま みき)

- 大学
- 2010年 山梨大学医学部卒
- 資格
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- 日本内科学会認定内科医
- 日本救急医学会救急科専門医
- 一言
- 消化器の病気は、吐血や腹痛など急に起こることも多いですが、緊急の検査も対応いたします。
川井 貴美子(かわい きみこ)

- 大学
- 2012年 浜松医科大学医学部卒
- 資格
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- 日本内科学会認定内科医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本ヘリコバクター学会(ピロリ菌)感染症認定医
- ICDインフェクションコントロールドクター
- 日本消化器内視鏡学会専門医
- 日本病院会病院総合医
- 日本肝臓学会専門医
- 一言
- 早期発見・早期治療が大切です。健診で異常を指摘された場合や、気になる症状があるときは、ぜひご相談下さい。
新井 圭一(あらい けいいち)

- 大学
- 2013年 近畿大学医学部卒
- 資格
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- 日本内科学会認定内科医
- 一言
- 誠心誠意患者様に向きあって診察、治療を行っていきたいと考えています。お困りの事、何でもご相談ください。
安西 秀聡(あんざい ひであき)診療科長

- 大学
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- 2000年 弘前大学医学部卒
- 資格
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- 日本内科学会認定医
- 日本消化器学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
- 日本肝臓学会専門医
- 日本医師会産業医
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会摂食嚥下認定士
- 日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医
- 一言
- 生きることは食べること。食べることは生きること。お腹から全身の健康問題に取り組んでいきます。
非常勤医師
- 奥田 浩史
- 工藤 豊樹
- 石田 文生
対応できる検査

- 上部消化管内視鏡検査:胃カメラ
- 胃カメラは、口や鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜表面を、明るい光源で照らしながら観察する検査です。カメラの先端を、粘膜ぎりぎりまで近づけて観察できますので、詳しい情報を得ることができます。特に、胃潰瘍や胃炎といった良性疾患だけでなく、早期の胃癌などについても発見することが可能です。
また、病変の存在が疑わしい場合は、「生検」といって、一部の組織を鉗子といわれる器具で極少量採取し、病理診断を行っていきます。近年テレビでもおなじみのピロリ菌の検査も行えます。 - 下部消化管内視鏡検査:大腸カメラ
- 大腸カメラとは、肛門より内視鏡を挿入し、長さ約1.5mの曲がりくねった大腸を70cm位に短縮しながら、直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸・盲腸・回腸末端(小腸)まで挿入します。炎症性腸疾患、大腸ポリープなどの良性疾患から大腸癌などの悪性疾患も早期に発見することが可能です。
胃カメラと同様に生検を行い、病理診断を行っていきます。
※検査前日より、前処置(下剤)が始まります。検査当日は洗腸剤を内服し、腸の中を綺麗にしてから検査となります。 - その他の内視鏡検査
- 特殊な検査として、内視鏡的逆行性膵・胆管造影法(ERCP)という膵臓や胆管を観察していく検査や超音波内視鏡、気管支鏡などの検査も対応しております。
- 内視鏡的治療
- 胃カメラや大腸カメラで治療が必要とされた場合、当院では入院のもと治療を行っていきます。治療内容によって、入院期間が異なります。
大腸や胃のポリープの切除術は1泊入院となります。必要時2泊となることもあります。早期胃癌や早期大腸癌は粘膜下層切開剥離術(ESD)という術式にて施術していきますので、1週間程度の入院が必要となります。
そのほかの治療として、総胆管結石の採石術や、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、大腸憩室炎などが原因で胃や十二指腸、大腸が出血している場合、内視鏡下での止血術も対応しております。
胃カメラの流れ
- 受付
- 受付を済ませ内視鏡待合室でお待ちいただきます。
- 前処置
- 処置室へご案内し、のどの麻酔を行います。
検査の苦しさを和らげるために、のどにゼリーの麻酔を使います。
(3分間喉の奥の方で飲まずに溜めて頂きます)
経鼻内視鏡の場合は、鼻腔内へチューブを使用し麻酔します。
3分後、麻酔のゼリーを飲んで頂きます。飲めない場合は出して下さい。
麻酔の効きを良くするため、スプレーの麻酔を追加し、麻酔は終了となります。 - 検査施行
- 検査室へご案内後、検査開始となります。
検査後、医師からの説明があります。
看護師より注意点を説明します。お会計で終了となります。
大腸カメラの流れ
- 受付
- 受付を済ませ内視鏡待合室でお待ちいただきます。
- 前処置
- 処置室へご案内し、検査着に着替えます。
- 検査施行
- 検査室へご案内後、検査開始となります。
検査後、医師からの説明があります。
看護師より注意点を説明します。お会計で終了となります。