Q.簡単にできる肺炎予防はあるの?
基本的な予防を4つご紹介しますので、できることから取り組んでみましょう。
1.手洗いをしましょう
細菌やウイルスが体内に入り込まないように、こまめな手洗いを行いましょう。手を洗うことで、手に付着した細菌やウイルスを洗い流すことができます。また、細菌やウイルスは石鹸に弱いため、必ず石鹸を使って手を洗うようにしましょう。 <手を洗うタイミング>①食事の前後 ②トイレの後 ③外出後、室内に入ったとき ④調理の前後 ⑤手で覆って、咳・くしゃみをした後
2.うがい・歯磨きをしましょう
口の中を清潔にするために、帰宅した後や毎食後は必ず歯みがき・うがいを行いましょう。口腔内に細菌があると、誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなります。特に高齢者になると唾液の分泌が低下するので、口腔内に細菌が発生しやすくなります。細菌が発生すると虫歯のリスクもありますから、毎食後には必ず丁寧に歯をみがきましょう。 普段から免疫力を高めておき、細菌やウイルスなどと戦う力を蓄えておくことが大切です。
3.免疫力を付けましょう
普段から免疫力を高めておき、細菌やウイルスなどと戦う力を蓄えておきましょう。 <免疫力をつけるには>①暖かくして過ごす ②部屋の加湿でのどを守る(湿度の目安:50%~60%) ③部屋の換気をする(1時間に2~3分ずつ) ④十分な休養をとる ⑤バランスのとれた食事をとる(特に緑黄色野菜などの色の濃い野菜は、免疫力を高めます)
4.肺炎球菌の予防接種を受ける
肺炎になる要因として、一番多い微生物は、肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンは、肺炎のすべてを予防するワクチンではありませんが、接種をすることにより、肺炎の予防及び重症化の防止が期待できます。肺炎で亡くなる日本人の多くが65歳以上であること、普段元気な65歳以上を含む成人が日常でかかる肺炎の主な原因菌は肺炎球菌であることから、特に65歳以上の方は肺炎球菌などによる肺炎を予防することが重要になります。 成人用肺炎球菌ワクチンの接種にかかる費用は、お住まいの市区町村や医療機関によって異なります。 また、接種費用の助成が行われる場合があり、その助成の内容も各市区町村によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
回答者 呼吸療法チーム 看護師 中尾 美幸







