東名厚木病院

神奈川県がん診療連携指定病院

認定

診療科

呼吸器科

呼吸器科IMAGE

患者さんに寄り添う医療を提供します

診療内容

 呼吸器科・呼吸器外科は2020年9月より常勤医2名(呼吸器外科専門医1名)で新たに診療を開始しました。当科は、肺腫瘍・気胸・膿胸・縦隔腫瘍・胸水貯留や様々な肺炎などの呼吸器疾患を内科、外科の区別なく診療しております。
 当院は神奈川県がん診療指定病院の認定を受けており、肺腫瘍ではその診断から外科治療、化学療法、放射線治療と当科で完結します。さらに必要があれば、他科の医師や医療スタッフと協力する体制を整えております。また気胸や膿胸についても数多く治療経験がありますので、ご相談頂ければと思います。
 呼吸器疾患全般についてガイドラインに則った診断・治療を患者さんお一人お一人に合わせてしっかりと分かりやすく病状の説明を行い、ご納得頂いて治療を行います。ご心配な病状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

医療記事

タウンニュース 竹内医師インタビュー
【厚木時間】 教えて!ドクター 竹内医師のインタビューが掲載されました

このような症状がありましたら、ご相談ください

  • せきがでる
  • 息が苦しい
  • 痰がでる、痰に血が混じる
  • 体重が減る
  • 胸の痛み

当院で対応している疾患

  • 肺腫瘍:原発性肺癌、転移性肺腫瘍 、良性腫瘍
  • 縦隔腫瘍:胸腺腫、奇形腫、神経原性腫瘍
  • 胸壁腫瘍
  • 胸膜中皮種
  • 嚢胞性疾患:気胸、巨大肺嚢胞
  • 外傷性:血胸
  • 感染性疾患:肺炎、肺化膿症、膿胸
  • びまん性肺疾患:間質性肺炎、肺線維症
  • 慢性呼吸不全:COPD、喘息

当院で行っている主な検査

  • 採血
  • 胸部X線(レントゲン)
  • 心電図
  • 呼吸機能検査
  • 胸部CT
  • MRI(頭部、胸部)
  • 喀痰細胞診
  • 病理検査
  • 各種培養検査
  • 気管支鏡検査、肺生検
  • CTガイド下針生検

肺がんについて

 初期の肺癌では自覚症状は特にありません。がん検診で胸部異常影を指摘された場合、胸部CTで腫瘍の局在診断を行います。その後、気管支鏡やCTをガイドにしながら組織生検を行います。さらに検査が必要となればPET/CTなどで病期を確定しガイドラインに則ったevidenceのある治療方針を決定します。

肺がんの検査

胸部X線検査(レントゲン)
一般的な肺の検診で使用される基本的な検査です。
喀痰細胞診検査
癌からこぼれ落ちた悪性細胞を検出します。
腫瘍マーカー
様々な癌が作り出す物質で時として血液中に検出できる事があります。その場合は癌の性質や癌の進展、再発の目安になります。
胸部CT検査
身体の断層写真を撮影し腫瘍の局在をより細かく診断します。
気管支鏡検査
特殊な内視鏡を用いて、癌が疑われる部位の組織の一部を採取し、病理検査にて悪性の有無などを調べます。内視鏡が届かない場合もありますが、約60%の確立で診断がつきます。
CTガイド下針生検
肺の外側や胸壁に病変が存在する場合にCTを見ながら組織の一部を採取します。採取した組織は病理検査にて診断を確定します。
胸腔鏡下生検 
全身麻酔下で胸腔鏡を用いて、主に肺の組織採取を行います。採取した組織は病理検査にて悪性の有無などを調べます。場合によってはこのまま根治術を行い、診断と治療を同時に行う事もできます。

当科での肺がん治療

手術
早期肺がんには、低侵襲な胸腔鏡手術を行います。胸腔鏡手術は以前の開胸と比べ、傷口が8cm程度で創部痛が少なく、術後の社会復帰が早い事が特徴です。また、進行がんに関しては胸腔鏡手術での限界を考慮し、根治性を重視した手術を行います。
薬物治療
殺細胞性薬剤や分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬などを用いて広い範囲のがん細胞を主に血液を介して攻撃する治療です。非小細胞肺がん、小細胞肺がん、胸腺腫、胸腺がんなどに対して治療を行います。 また、手術後に行う補助化学療法や放射線を組み合わせて治療を行うこともあります。ガイドラインに即した治療を行い、多くは外来通院で治療することができます。
放射線治療
高エネルギーのX線を体外からがん細胞へ照射して攻撃する治療です。肺の原発巣や脳、骨の転移巣への照射を主に行い、薬物療法と同時に行うこともあります。また、疼痛などの緩和にも有効です。多くは外来通院で治療することができます。

医師紹介

常勤医師

竹内 真吾(たけうち しんご)

大学
2002年 日本医科大学医学部卒
資格
  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器外科学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構認定医
専門
呼吸器科全般
一言
2020年9月より着任しました、竹内真吾です。2002年日本医科大学を卒業し母校で胸部外科に入局しました。
これまで日本医科大学付属病院や埼玉県立がんセンターなどの専門施設で主に呼吸器疾患の外科治療やがん治療に従事してきました。
これまでの経験を生かして、それぞれの患者さんに合った医療を提供いたしますのでお気軽にご相談ください。

実績

手術件数

項目 2018年 2019年
肺癌 13 15
転移性肺腫瘍 0 2
気胸 21 15
その他 8 13

気管支鏡件数

項目 2018年 2019年
気管支鏡 104 89

臨床研究等

2019年

酒井 彩乃,本間 崇浩,田邉 慶太郎,水島 伊佐美,飛弾 結樹,北村 直也,明元 佑司,尾嶋 紀洋,嶋田 喜文,土岐 善紀,芳村 直樹
幼少期に完全胸腔鏡下肺葉切除を施行した3例の経験
第36回日本呼吸器外科学会学術集会;大阪市:2019.5.16

2018年

正津 晶子
当院で経験した気管支内腫瘍の4例
第35回日本呼吸器外科学会総会・学術集会;千葉市:2018.5.18
正津 晶子,杉山 茂樹,脇本 信,宮原 佐弥
術前診断困難で喀血を契機に切除を行った嚢胞状気管支拡張症にアスペルギルス症を合併した一例
第80回日本臨床外科学会総会;港区:2018.11.22
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